数日前にとあるニュースサイトが公開した記事が話題となりました。
『映画上映中にスマホいじりする若者、「2時間は耐えられない」』
内容を要約すると主にこんな感じです↓
- 上映中のスマホ使用は禁止されているのにも関わらず、スマホを操作し周囲に不快感を与えている人がいる
- 20代の男子学生は映画の「2時間が耐えられない」と話す
- 耐えられない理由として「Youtubeは長くても20分」「映画は見なくても話わかるシーンがあるので、そういう時間はSNSをチェックしたほうが合理的」
- “友達付き合いで行く”ときは映画には興味が無い
- 本人たちに悪気はなく、画面を暗くしたり、マナーモードにしたりなどは行っているため、周囲に迷惑がかかっているという自覚はない
じつは私も半年ほど前に、上映中のスマホ操作によってとても不快な気分のまま映画を観ました。
スマホを弄っていたのは、市内の某男子高校生。映画がスタートして間もなくからずっとスマホを弄っている。
わたしはこの日の映画を公開前からずっとずっと楽しみにしていて、公開日に観に行った映画だったので、彼の行為に怒りが沸々と湧き上がりました・・・
そんなことがあっての、今回の記事。いろいろと思う部分があります。
「映画の2時間が耐えられない」という感覚がそもそも分からないのですが、Youtubeが主流になっている現在で、そういう人も多いのは確かなんだろうなとは思います。
ただ、「耐えられない」から「マナー違反」をしていいとは思いません。
・・・そもそも、彼らにとって“上映中のスマホがマナー違反ということを知らない(知ってても重要視していない)”人が多い印象ですが。
この記事の世間の反応を見てみると
「耐えられないなら映画に来るな」といった意見をよく見かけました。
私も最初はそう思ったのですが、よくよく考えると、スマホの普及でライフスタイルが変化している近年で、「耐えられないやつは映画に来るな」だけで済ませてしまうのもどうかという気持ちも。
たとえば、近年頻繁に開催している映画の『応援上映』は良い例 だと思います。
映画館の中で、ペンライトを振り、声を出して映画を観るわけです。
時代の変化とともに映画の鑑賞方法を柔軟にした結果、生まれた形 ですよね。
スマホ利用OKな回、NGな回を分けるとかすれば、スマホ利用をしながら映画を観たい人にとっても優しいのかなと思いました。
SNSでリアルタイムで発信しながら鑑賞できれば、映画にとっての話題づくりにもなりますしね。
他人の迷惑にならない形で、新しいスタイルがどんどん出てくればいいなと感じました。
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