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科学映像06「限りなき創造-若さをつくる人々」

こんにちは。
今回は科学映像06弾、
前回に続いて肝臓に関する科学映画のご紹介です。

「限りなき創造-若さをつくる人々」
http://www.kagakueizo.org/create/tokyo-sinema/3890/
1957年・カラー・17分
製作:東京シネマ / 企画:中外製薬

「イントロ」0:00

およそタイトルからは想像できない
不安感を煽る響きの音と色。

「みずみずしい生命力とグロクロン酸」1:45

暗闇からほのかに生じる新しい生命の胎動、
脈動する心臓の映像から始まり、
赤ちゃんのみずみずしい力、
少女、こどもたちのあそぶ姿へ。
命の泉が溢れでるかのような映像。

転回し、肝臓と血流の映像。
生命のみずみずしさは
身体の浄化作用を営む肝臓とその血流によりもたらされる。
肝臓では1分間2Lもの血流で老廃物、毒物などを浄化。
特に肝臓に多いと言われる「グロクロン酸」が
老廃物等と結びついて無毒化し、尿とともに排出し
生命力を守っていると考えられる。

「グロクロン酸の消耗と「衰え、老化」」5:02

「衰え」を表現する老人の不思議な荒地の映像から一転、
赤い噴煙を上げる激しい労働の赤の映像。
身体(肉・骨)の酷使、張り裂けんばかりの心臓の鼓動、
鎖、シャベル、男どもの背中の筋肉。
過酷な肉体労働のイメージ映像。
さらに一転し、唐突な交通や都市の映像へ。
苛立つ神経・緊張の連続・煙草や酒に溺れる不摂生のイメージ映像。
「みずみずしかった命が穢れ、消耗し、疲れていく」ことを
荒んだ映像で生々しく表現。

映像は内臓へ。
腸が疲弊する一方、
肝臓は懸命に命の浄化に努める。
グロクロン酸が激しく消費される。

老廃物の蓄積が多くなるほどグロクロン酸が欠乏し、
浄化しきれず尿の中に毒性を有する老廃物がたまっていく。
尿がたまり膨張する膀胱映像。

老廃物の蓄積が「老化・衰え」に関与しているとの指摘。

「グロクロン酸の浄化作用」8:41

実験映像
1・尿を化学処理し、浄化されていない老廃物
2・グロクロン酸が結びつき、浄化され無毒になった老廃物

生かしたまま取り出した動物の心臓に上記の老廃物を注射。
心臓の鼓動とリンクする音のリズム。

2を流す。問題なく生き続ける。
生々しい心臓の鼓動のアップ。

1を流す。やがて衰え、動きを止める
鼓動・リズムの終焉。

「グロクロン酸の活性化作用」11:05

実験映像
毒物(四塩化炭素)を肝臓に与える。
毛細血管の破壊される映像。
表面組織も破壊。

四塩化炭素にグロクロン酸を混ぜ、肝臓に与える。
障害が抑えられ、組織にほとんど変化なし。

グロクロン酸は浄化作用のみならず、
身体の組織の営みにとっても
大切な働きをしているに違いない。

「グロクロン酸の生成と生産」12:37

都市の人々の映像。
疲れにより欠乏しがちなグロクロン酸。
健康と若さを保つため
グロクロン酸を絶えず補う必要性。

・グロクロン酸の合成の成功。
器具の多い実験室の映像。

・実験室を超えた工場での大量生産の成功
工場オートメーションの計器、
大量の化学処理、
工場設備の映像。

「まとめ・エンディング」15:40

グロクロン酸の結晶は「世界の命の泉」。
働きの全貌はわかっていないものの
ビタミンやホルモンとは別の
命に欠くことのできない何物か。

くるくる回る結晶の輝きの映像。
これからの研究を待つイメージ。
グロクロン酸の錠剤らしきものが
滝のように大量に流れ落ちる映像で幕を閉じます。

伝えたいことを
生々しい表現手法(実験、音楽含め)を駆使して
映像化している作品でした。

鮮かさだけではない、
くぐもった暗さの中間色による色彩の表現も
印象的で独特の雰囲気がありました。

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