科学映像02「気道のいとなみ」

こんにちは。

ローソンで9月25日より発売の「スライム蒸しパン」を食べて
記事を書こうと思っていたのですが、
ローソンストア100の限定商品ということで手に入らず断念。
※最近見かけないと思ったら
いつの間にか宮城県ではローソンストア100がなくなっていました。
宮城県内では買えないということでしょうか。。。

ということで、前回の続きのような内容ですが、
ウェブサイト「科学映像館」さんより、
おすすめ映像の紹介です!

 

「気道のいとなみ」
1967年制作・カラー・17分

気道のいとなみ|配信映画|科学映像館
科学映像館は、原版フィルムから高画質のデジタル化を押し進め保管するとともに、忘れ去られようとしている科学映像をインターネットから配信しています。

酸素を肺、体内へと取り込む「気道」に関しての映像です。
CGやアニメーションなどの手法がなく、
実際のものを映像対象とした文字通り「科学映像」です。

前段部。
肺胞や毛細血管の流れの映像が
「物質的」「具体的」「生物的」「アナログ的」で、
印象的な映像が解説と共に続きます。
大気汚染などによる「汚れた肺胞」や
「硬くなった肺胞」の映像は少し怖くなりました。

映像中段部。
手術台に横たわる人物の「喉」から
「気管」、「気管を守る毛細血管」さらに「白血球」へと
拡大、微視的に移行していく映像に引き込まれます。

続く映像では気管の内側、粘膜や繊毛の解説に移ります。
繊毛は意外なほどに活発(1分間に1500回ほど振動しているとのこと)で
自分の意識とは関係なく制御されている
自立した生物器官の力強い動きに
不思議な感じを覚えました。

気管粘膜を培養して撮影した映像も
とても面白い試みで、気管の様々な細胞を写しています。
「上皮性細胞」「軟骨細胞」「筋肉細胞」「神経繊維」「腺組織」など。

後段部。
気管を開いて上から見た繊毛の密集した映像も
不思議な生物群を観ているようです。
マックス・エルンストのデカルコマニーが頭に浮かんできました。

1つの細胞に200本以上も生える繊毛の絶え間のない流麗な動きにより
体内に入る不要物を1分間に1cmほどのペースで
喉の方へ送り返し続けているそうです。
繊毛の「気道浄化のいとなみ」で肺が守られているということでした。

再び手術室の光景、
無造作ともとれる無機質で非情なエンディングが
科学映像らしさを強く感じさせます。

企画は私も喉の弱さでしばしば服用する
おじいちゃんのにおいの「龍角散」でした。
企業科学映像ということでしょうか。
この映像で繊毛の動作イメージと龍角散が
脳の中でリンクするようになりました。

今回もヨネ・プロダクションの
質の高い科学映像と音の秀逸な映像作品でした。

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