住所を入力するとき、郵便番号の7桁を入力すると、住所が自動で表示される仕組みを使ったことはありませんか?
ネット通販などで住所を登録する際によく出てくるかと思います。
私自身、1つの郵便番号に対して複数の地域が存在することを、最近知りました。
今回は、その気づきをきっかけに、郵便番号にまつわる2つの話をご紹介します。
1つの郵便番号に、複数の町域が対応していることがある
「郵便番号1つにつき、住所も1つ」と思われがちですが、実はそうとは限りません。
1つの郵便番号に、複数の町域が対応しているケースがあります。
たとえば、愛知県清須市の「452-0961」は、
・春日明河原
・春日一番割
・春日壱屋敷
・春日一本松
・春日稲荷
など、数十の町域で共通して使われています。
さらに、県をまたいで同じ郵便番号が使われている例もあります。
たとえば「618-0000」は、京都府乙訓郡大山崎町と、大阪府三島郡島本町の両方に登録されています。
(町域の一覧に載っていない住所に使用されている番号です)
つまり、郵便番号だけでは、都道府県さえ1つに決まらない場合があるのです。
郵便番号のデータは、日本郵便がCSVで公開している
では、郵便番号と住所の対応は、どうやって調べればよいのでしょうか。
実は、日本郵便が郵便番号のデータをCSV形式で公開しており、誰でもダウンロードして使うことができます。
参考:
https://www.post.japanpost.jp/service/search/zipcode/download/
このデータは、住所の自動入力や、配送料の計算などの機能を作る際に活用します。
ただし、データは一度取り込めば終わり、というわけではありません。
市町村合併や町名の変更があると、日本郵便が公開しているデータも更新されます。
古いデータのままでは、新しい住所に対応できなくなってしまいます。
システムに郵便番号のデータを組み込む場合は、
・最初に取り込んで終わりにせず、定期的に最新のデータへ入れ替える
・データの更新をどのタイミングで、誰が行うのかを決めておく
といった運用も、あわせて考えておく必要があります。
ところで「452-0961」のように、1つの郵便番号に複数の町域が対応している番号を入力すると、
あなたが普段使っているサイトでは、どんな表示になりますか?
町域を選ぶ画面が出るのか、空欄になるのか、それとも1つだけが自動で入るのか。
ぜひ一度、試してみてください。

