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「デザインがなんだか古くなってきた」「スマホで見ると使いにくい」「ホームページからの問い合わせがほとんど来ない」――こうした悩みをきっかけに、ホームページのリニューアルを検討される方は多いのではないでしょうか。

しかし、リニューアルは進め方次第で大きく成果が変わります。せっかく時間と費用をかけたのに「前の方がよかった」という結果になってしまうことも、実は珍しくありません。

そこで今回は、日頃からさまざまなリニューアル案件に携わっている私たちの視点から、失敗しないために押さえておきたい5つのポイントをお伝えします。

1. 「なぜリニューアルするのか」目的を明確にする

リニューアルを考えるとき、最初にやるべきことは「目的をはっきりさせる」ことです。

「なんとなく古くなったから」「他社のサイトがかっこよくて見劣りするから」――気持ちはよく分かりますが、この状態のままリニューアルを始めてしまうと、デザインの見た目だけで良し悪しを判断することになり、結局「きれいになったけど成果は変わらない」というサイトになりがちです。

たとえば「問い合わせ数を月10件に増やしたい」「採用ページを充実させて応募者を増やしたい」など、できるだけ具体的なゴールを設定しましょう。目的が変われば、サイトの構成もデザインの方向性もまったく違うものになります。この最初の一歩が、リニューアルの成否を大きく左右します。


2. 現状のサイトの課題を洗い出す

目的が決まったら、次は今のサイトの「どこに問題があるのか」を把握しましょう。

おすすめはGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールを見てみることです。たとえば「トップページはそこそこ見られているのに、サービスページにはほとんど遷移していない」というデータがあれば、ページへの導線がうまく機能していないことが分かります。こうした数字にもとづいた課題の把握は、リニューアルの方向性を決めるうえで大きな手がかりになります。

また、数字だけでなく「お客様からよく聞かれる質問」や「スタッフがサイトに対して感じている不満」も貴重な情報です。データと肌感覚の両方を集めておくと、制作会社への相談もスムーズに進みます。


3. 制作会社選びは「金額」だけで判断しない

リニューアルを外注する場合、複数の制作会社から見積もりを取ることもあるかと思います。このとき、つい金額だけで比較してしまいがちですが、それだけでは判断材料として不十分です。

見るべきポイントは、提案内容がこちらの課題にしっかり向き合っているか、コミュニケーションが取りやすいか、制作の進め方が明確か、といった部分です。特に「公開後のサポート体制」は見落とされやすいですが、非常に重要です。サイトは公開してからも更新や修正が必ず発生しますので、そのときに頼れるかどうかは大きな差になります。

「とにかく安い会社に頼んだら、テンプレートをそのまま当てはめただけのサイトが出来上がり、結局作り直すことになった」という話も耳にします。金額も大事ですが、それ以上に”一緒にサイトを作っていけるパートナーかどうか”という視点を持つことをおすすめします。


4. コンテンツ(原稿・素材)の準備を甘く見ない

リニューアルと聞くと、デザインやレイアウトに目がいきがちですが、実はサイトの良し悪しを一番左右するのは「コンテンツ=中身」です。サービスの紹介文、代表メッセージ、事例紹介、写真、スタッフの情報……これらの原稿や素材がしっかりしていなければ、どんなに美しいデザインでもユーザーには響きません。

そして、リニューアルが遅れる原因の第1位といっても過言ではないのが、このコンテンツ準備の遅れです。「原稿はそのうち用意します」と後回しにした結果、公開が何ヶ月もずれ込むケースは本当に多いのです。

リニューアルを決めたら、早い段階から「どのページにどんな内容を載せるか」「写真撮影は必要か」「原稿は誰がいつまでに書くか」を洗い出しておきましょう。ここをしっかり準備できるかどうかが、スムーズなリニューアルのカギを握っています。


5. 公開して終わりにしない

リニューアルは大きなプロジェクトなので、公開日を迎えると「やっと終わった!」と一息つきたくなるものです。
しかし、実は公開はゴールではなくスタートラインです。

どれだけ丁寧に作ったサイトでも、公開後にまったく手を加えなければ、情報は古くなり、検索エンジンからの評価も徐々に下がっていきます。
逆に言えば、公開後にアクセス解析を見ながら「このページの離脱率が高いから改善しよう」「新しい事例を追加しよう」とコツコツ手を入れていくことで、サイトはどんどん良くなっていきます。

「リニューアルしたのに成果が出ない」とおっしゃる方の多くは、公開後の運用が止まってしまっていることが多い印象です。リニューアルの計画段階から「公開後にどう運用していくか」も合わせて考えておくと、長く成果を出し続けるサイトになります。


まとめ

今回ご紹介した5つのポイントをあらためて振り返ります。

  1. 目的を明確にする ― 「なんとなく」ではなく具体的なゴールを持つ
  2. 現状の課題を洗い出す ― データと肌感覚の両面から把握する
  3. 制作会社選びは金額だけで判断しない ― 相性と進め方を重視する
  4. コンテンツの準備を甘く見ない ― 原稿・素材は早めに着手する
  5. 公開して終わりにしない ― 運用・改善こそが成果への近道

リニューアルは大きな投資だからこそ、しっかり準備して、しっかり成果につなげたいものです。
「何から手をつけていいか分からない」「今のサイトの課題を客観的に見てほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
私たちが一緒に最適な進め方を考えます。