こんにちは、TAKAです。古川の駅前に「無人の餃子店」ができたのをご存知でしょうか?
店舗には冷凍庫に入った餃子が並び、お金は自分で計算しお賽銭箱へ…店員はおらず、完全無人型のお店になっています。
餃子店に限らず、コロナ禍では『無人販売』が注目されるようになりました。
この無人販売、無限大の可能性を秘めている販売形態となっておりまして・・・昨年には、東京に住む女子大生が生まれ故郷の長崎県に無人の古着屋をオープンしたことが話題となりました。
今回はこの「無人の古着屋」についてご紹介します。
シンプル設計の無人販売なら、離れていても店が持てる
話題になっているのは、長崎県に2021年8月にオープンした無人の古着店『感情七号線』。
オーナーは東京に在住の現役女子高生。趣味で集めていた古着や東京で買い付けた古着約500着を、長崎の無人店舗にて販売しています。
店内の照明・空調・施錠の管理はすべてスマートフォン一つで行い、防犯面に関しても、店内に設置したカメラの映像がリアルタイムで確認できます。
服の値段は1,000円・2,000円・3,000円のシンプル設定にし、お客様は備え付けの券売機で、値段分の券を発券することで決済が完了する仕組みです。
シンプルな設計にすることで、たった一人の女子大生が東京から地方に出店ができている…。
この話を聞いたとき、とても驚きました。私が素晴らしいポイントだと感じたのは以下の点です。
- スマホ一つで店舗の操作ができる
- 無人店舗なので人件費がかからない
- 券売機の決済で「非対面型」コロナ禍にぴったり
- 「店員さんから話しかけられたくない」人が訪れやすい
- 東京で売られている古着を地方で購入できるようになる
無人店舗には無限大の可能性がある
この店舗は、オーナーさんが東京で買い付けた古着を長崎にある実家に送り、家族が店舗へ服を品出しすることで低コストで店舗経営が実現できているようです。
テナント料や光熱費はかかっているとは思うのですが、東京で出店するよりはるかに低コストだというのは容易に想像ができます。
オーナーさんは現役の女子大生ということで「学業と店舗経営の両立」が前提になっていたはずです。
「地方での出店」「無人店舗型にしたこと」「スマートフォン(IT)を駆使」することで、女子大生が自分の好きな店を出店できたわけですね。
今回は女子大生の例を取り上げましたが、全国にはまだまだ面白い無人店舗・無人販売がありそうです。
対面形式での販売が難しい情勢と、ITの発展によって無限大の可能性がある販売形態だと感じます。
気になる方はぜひ一度調べてみてくださいね。以上、TAKAでした!
【参考記事】店舗の写真などは以下の取材記事で確認できます↓
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