私はこう見えて読書家である。漫画から小説、ビジネス本と幅広く読んでいる。
社内で皆のスキルアップに読書の秋として本を読んで感想文を書こうということに決まった。
で、その第一号が私である。威厳を損なわないよう頑張って書いてみます。
(既に威厳など無いかもしれない・・・・)
今まで多くの本を読んできた中でおすすめの一冊を紹介します。
水野敬也著の『夢をかなえるゾウ』です。
これはドラマやアニメにもなったので多くの人が知っているかもしれないですね。
~あらすじ~
さえないサラリーマンのもとへ、ゾウの頭を持つインドの神様「ガネーシャ」が突然やってくる。ぽってりとした大きな腹に四本の腕。なぜか関西弁で、ニュートンもエジソンもビル・ゲイツも、自分が育てたのだという。主人公のサラリーマンにはかって夢があったが、日々の生活に流されて惰性で生きている。そんな彼にガネーシャは夢は実現できることを力説し、夢をかなえるための課題を与えていくお話し。
~ガネーシャから出された29の課題~
- 01:靴をみがく
- 02:コンビニでお釣りを募金する
- 03:食事を腹八分におさえる
- 04:人が欲しがっているものを先取りする
- 05:会った人を笑わせる
- 06:トイレ掃除をする
- 07:まっすぐ帰宅する
- 08:その日頑張れた自分をホメる
- 09:一日何かをやめてみる
- 10:決めたことを続けるための環境を作る
- 11:毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
- 12:自分が一番得意なことを人に聞く
- 13:自分の苦手なことを人に聞く
- 14:夢を楽しく想像する
- 15:運が良いと口に出して言う
- 16:ただでもらう
- 17:明日の準備をする
- 18:身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 19:誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 20:人の長所を盗む
- 21:求人情報誌を見る
- 22:お参りに行く
- 23:人気店に入り、人気の理由を観察する
- 24:プレゼントをして驚かせる
- 25:やらずに後悔していることを今日から始める
- 26:サービスとして夢を語る
- 27:人の成功をサポートする
- 28:応募する
- 29:毎日、感謝する
日々与えられた課題を実行していくのだが、一つ一つは出来る内容でも持続するのが難しいと思われる。自分自身を磨き、絶えず前向きな思考で行動する。これらを持続できるかできないかで、成功者とそうでない人との差がでるのだと思える。
この本はある意味サクセスストーリーではあるが、関西弁の神様という設定で、ガネーシャの友達のキリスト君やクレオパトラ等の愉快な登場人物(?)とのやりとりも面白い。物語としても十分楽しめる一冊だと思える。
現代社会で、回りを見て自分の立ち位置を考えながら行動して、自分のレベルはこんなもんだと決めつけている人達に是非読んで欲しいと思う。思考と行動を変えれば結果は変わるというのを教えてもらえる。『夢』や『成功』は人によって違うが、現状を満足していないのであれば行動を変えないとね。
水野敬也氏の本は他にも何冊か読んだが、この人の書く物語はわかりやすくて面白いね。この『夢をかなえるゾウ』は続編も出ているのでそちらも読んでみたいと思う。
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