おしぼりレンタルからクリーニングへ!事業拡大でコロナに立ち向かう

こんにちは、TAKAです。先日テレビのニュースを見ていた時に「コロナ禍でアイデアを出して立ち向かっている企業」の特集が放送されていました。

取り上げられていたのは埼玉県にある『おしぼりレンタル会社』。

コロナの影響で売上が4割も落ち込みましたが、そんな中で新たな事業を立ち上げ、売上を7割まで回復させたそうです。

コロナ禍でも立ち向かう姿勢がとても印象的だったので、ご紹介します!

おしぼりレンタルからクリーニングへ“スキルを活かした事業展開”

テレビで紹介されていたのは、埼玉県にあるとある「おしぼりレンタル会社」。主に都心を中心とした飲食店に毎日おしぼりのレンタル(洗浄・配達含む)を行ってます。

ところが、コロナで飲食店にお客が入らなくなったことで、必然的におしぼりのレンタル需要も減少。売上はコロナ前の4割程度となってしまいました。

そんな中で、従業員が目を付けたのが「おしぼりの洗浄機」

おしぼりレンタルの需要の減少で、稼働しなくなった洗浄機を「調理服の洗浄」に使い、事業を拡大しました。

レンタル先である飲食店で使われている調理服を預かりクリーニング。

おしぼりを配達する際に回収・受け渡しを一括で行うことで、新たな配送が増えることもなく、お客様が店舗に出向くこともない一石二鳥な状態をつくりあげました。

これにより売上を7割まで回復。さらに事業を広げる準備を進めているそうです。

無理のない事業拡大

この事業拡大の優れているところは、以下のポイントだと感じます。

  • すでにある機械でできること
  • おしぼりと付着する汚れが同じ(飲食店内でつく調理汚れ)なので、洗剤も同じもので対応できること
  • おしぼりレンタルと同時に調理服の回収・受け渡しをするため、新たな配送を考えなくてよいこと
  • おしぼりレンタル先から営業をかけるので、無理なくスタートできる

これまであった機械や技術をそのまま使用した展開だったため、新たな経費を極力かけずにスタートできたことはナイスポイントですね。

さらに、飲食店側には「調理服の洗濯が大変だが、清潔にする必要もある」というニーズがあったこと、クリーニングに出す面倒さをおしぼり納品(回収時)にまとめることで解決できたことが成功の要因にもなったのだと思います。

「前に進む」という気持ちが成功の基

今回の例では、「逆境の中でも前に進む!」という企業の意志が見えました。

従業員が一丸となって前に進もうとする意識があるからこそ、成功につながったのかもしれません。

夢工房でも、こういったコロナ禍でもなんとか事業を続けたい!売り上げを回復したい!と思っている企業様のお手伝いをさせていただいております。

大変な時期だからこそ、一緒に頑張りましょう!以上、TAKAでした!

参考:
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000215246.html

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