相変わらずのコロナ禍です・・・。
蔓延防止措置は解除されたとは言え、まだまだ自粛ムード満載ですね💦
今回は下町の焼き肉店がコロナ禍でも「前年比越えの売り上げを達成した。」という内容を紹介したいと思います。
江戸の大火って?
突然ですが、【江戸の大火】と言われるほど江戸時代は火事が多く2~3年に一度は大火事に見舞われる地域もあったそうです。
そんな中、お店を営業している人たちは火事が起きると高い商品よりも、まずは【顧客台帳】を最優先に持って逃げました。
なぜなら、火事が収まった後に顧客台帳を基にお得意様宅をまわり自身の無事と営業再開を報告するからです。
そうすることにより、お得意様たちが以前のように来店してくれることで商売を再開し、少しずつお店を回復していきました。
冒頭で紹介したように火事が多く2~3年に一度起こる場所も・・・。ということは一度のみならず、二度三度と火事を経験してしまう店舗もあったようです。
何回も店舗が燃えてしまうことも珍しくなかった時代に、顧客台帳を持っていなかったお店は廃業に追い込まれていったそうです。
江戸の大火から学ぶ戦略
【顧客台帳】というのは昔に限らず今も商売をやっている方なら当然かと思いますが、とても重要なものです。
デジタル化が進行している現代では、昔のような紙の顧客台帳は少なくなってきました。
メールアドレスや携帯電話番号、さらにはLINEや各SNSなんかも顧客台帳といって過言はないかと思います。
大手の企業さんに至っては自社のアプリを持っているところもありますよね!
皆さんもご自身がメールアドレスを登録していたりSNSでフォローしている店舗からセールや新商品の連絡が届いたりしたことがあるかと思います。
ということは、江戸時代に自分の足で歩いてお得意様宅を回っていたのが現代はデジタル化して上記のような形での営業に変わったということです!
前年比越えの成功事例
とある「焼肉屋さん」では、顧客台帳を駆使してコロナ禍においても前年比越えを達成した店舗があります。
その店舗では、お客様のメールアドレス10,000件・LINE会員数7,000件と以前からデジタルアドレスの獲得にとっても力を入れていたそうです。
そして、コロナウイルスの影響が拡大してからは、いち早くメールマガジンやLINE配信等を活用してお弁当の販売を開始しました。
するとお得意様たちからの注文が次々に入り、1か月で6店舗の合計売上が2,500万円を記録したそうですっ!!!
お得意様たちから口コミで話題となり、店舗自体を利用したことが無かった新規のお客様もお弁当を購入しに訪れてくれるようになりました。
その後はお弁当のみならず【お弁当が美味い=店舗での食事も美味い】ということで来店数が伸び、前年比越えを達成したそうです。
まとめ
飲食店でいえば味はもちろん大切な要因です。
ですが、いくら味が良くても来てくれるお客様、さらにはうちの店は美味いということを知ってもらわなければ始まらないですよね。
自分から探しに行かなくても色んな情報が飛び交っている現代。その情報に埋もれないためにも自分から発信していくことも大切ですね。
ーおわりー
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