
こんにちは、TAKAです!
今年もあと1ヶ月半となりました。新型コロナウイルス感染症の影響で、生活のさまざまなことが変化した1年でしたね。
さて、そんな中、面白い本を見つけたのでご紹介します。本屋さんで冒頭を読んだら「これは仕事の役に立つ!」と思って即購入したこの本・・・
一度は聞いたことがある大企業の社長さんへのインタビューが掲載されています。
これらのテーマについて、飲食・建築・旅行・WEB・広告などの業界人がそれぞれの見解を述べています。
各業界の動向や今後の予測を知りたい方にぴったりですよ!
「新しい生活様式」で変わる世界

本書には、(株)星野リゾートの星野社長やサイボウズ(株)青野社長、宮城県ではおなじみアイリスオーヤマ(株)大山社長など各業界のカリスマ16名が
などについて、自身の考えを話しています。
例えば、旅行業界のカリスマ、星野リゾートの星野社長は以下のように話しています。
私たちが注目しているのはテレワークです。(中略)自宅で仕事をすることが市民権を得ると、それによるリゾート観光地への影響は大きいと思います。(中略)テレワークが一般的になれば連泊という新たな需要が生まれます
『コロナ後の新ビジネスチャンス』P21~22
旅館におけるこれまでの平均宿泊数は1泊2日が多かったものが、テレワークの普及によって「連泊」が広まるといった見解を述べています。
現在はほとんどの旅館は1泊2日のプランを用意し、それに伴ったサービスしか準備できていないため、これからの需要にいち早く気づき・いち早く準備しておかないとスタートが遅れてしまうということを示唆しています。

また、これまでインバウンド需要に力を入れていましたが、これからは「マイクロツーリズム」市場が伸びることも予測していました。
これらのことから私たちが考えなければいけないこと・・・それは、
「生活が変われば需要が変わる」
「需要が変われば戦略が変わる」
ということだと感じました。
業界人の予想から自分たちが何ができるかを考える
弊社はWEBコンサルティング会社ですが、「本書にあるように需要が変化したときに、うちの会社は何ができるんだろう?」といった視点で考えてみると面白いと感じました。
旅行の連泊需要やマイクロツーリズム需要の拡大が起きた場合・・・WEBコンサルティング会社ができることは?
まだまだアイデア段階ですが、さっと考えただけでも思考の練習になると思いました!
先を見る力がビジネスチャンスを掴む力に

この本を読んでいくと、どの業界でも活躍している方は「常に先を見ている」ということを感じます。
本書の中で「今いる人材をいかに維持していくか」といったことを書いている社長がさんがいました。
最初は、「休業しているからからかな?」と思ったのですが、社長はこう言っていました。
コロナ禍で生じたロスから一刻も早く回復するためには、生き残ったときの状態が大事。たとえ生き残ったとしても、人材を失っていれば元も子もない
『コロナ後の新ビジネスチャンス』
今生き残ること+生き残った後のこと、この両方が成り立たないといけない。
先を見る力というのはとても重要なスキルだと改めて感じました。
弊社のように各業界に触れる機会が多い方はぜひ読んでみてくださいね。
以上、TAKAでした!
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